今さら？いやいや…ここだけは押さえておきたいSEOの基本のキ

掲載日: 2016年07月11日
(最終更新日：2016年07月11日）

ホームページを立ち上げるとどうしても「SEO対策」という言葉がついて回るようになるかと思います。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の頭文字で、日本語で直訳すれば「検索エンジン最適化」となります。
とはいえ、そもそも「最適化」とはなんでしょうか？

今回はSEO対策の本当に初歩的な部分を改めて解説していきます。

本稿で対象としている読者はECホームページ開設まもないショップオーナー様、ブログ運営者様などを対象としています。
充分SEOに関しては手を尽くした！という方も、念のためのおさらいとしてチェックのつもりでお読みください。

SEOの基本「検索エンジン最適化」とは？

出典：Designed by Freepik
検索エンジンは検索された「質問」に対して、関連のある検索結果を膨大なインターネットの情報の中から探し出すことが仕事です。
いろいろな質問に対して、その質問の意図や内容をくみ取って検索エンジンは最良の「回答」をユーザーに返すことを努力してくれています。

もし、ユーザーが自分の知りたい質問に対して検索エンジンが何度も的を外れた結果を返せば…ユーザーはその検索エンジンを使わなくなってしまいます。
かつて、ホームページ黎明期の頃は数多くの検索エンジンが存在していましたが、時代の趨勢と共に淘汰、統合されていきました。

現在では検索エンジンと言えばGoogleとも言われるようになり「ググる」という言葉もできたほどですが、ここまでGoogleが躍進した背景には、その検索結果の正確さと質の高さにありました。ユーザーにとってはGoogleで検索さえすれば目的の結果が得られる、という安心感に繋がったのです。

もちろん検索エンジンはGoogleだけではありませんが、こうした検索エンジンはキーワードに対する質の高い検索結果を得るために絶えず世界中のホームページをチェックし、いろいろなキーワードや質問に対しての回答としてのホームページのランク付けをしています。

逆に言えば、自分のホームページを指定したキーワードや質問に対して高い関連性があるホームページである。と、検索エンジンに伝え、それを検索エンジンが納得して高くランク付けされるようになれば多くのユーザーを引き込むことが可能になるわけです。

これが「検索エンジン最適化（SEO）」の基本です。

SEOにおける複雑なアルゴリズム

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日本において検索サイトといえば、Yahoo!とGoogleが双璧として挙げられますが、Yahoo!の検索エンジン自体はGoogleのものを使っているため、Googleに対して最適化させれば事実上問題ないことになります。

その他MicorosoftのBing（bing.com）などもあり、こちらはWindowsユーザー（とくにWindows10版に新たに搭載された標準ブラウザーであるEdgeを使っているユーザー）が多く使っています。

検索エンジンは、ある質問キーワードに対しての関連性を重視して、検索結果のランキングをしていると前述しましたが、こうした検索順位はクローラーと呼ばれるプログラムがインターネット上のさまざまなリンクをもとに各ホームページ、さらにはそのホームページの中にある各ページをクロール（巡回）していき、ホームページのページ構造、キーワードに関連のある記述などの「内部要因」と他ホームページからの被リンク、アクセス状況、検索結果などからのクリック率などの「外部要因」によってページの信頼性、充実度、人気度などを総合的に判断し、検索結果に反映させています。

その際の評価項目は数百項目にも及ぶと言われ、そのアルゴリズムも固定ではなく常時更新されています。
同じキーワードでも検索順位が変動するのはアルゴリズムの更新によることもあります。

このように現在の検索エンジンのアルゴリズムは複雑なので、かつて、よくSEO対策として行われていた「キーワードをホームページのHTML記述、特にmetaタグやalt属性、h1タグなどにつめこみまくる」という、「小手先のSEO」だけでは検索順位の上位に表示させることは難しくなっています。

SEOのためにまずキーワードとホームページ構造を決めよう

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SEO対策のためにまず最初にやっていただきたいことがあります。
それは、まず始めにそのホームページが何のホームページなのか、何を訴えたいのか、ということを決めることです。
ここをそのホームページの運営者自体がぶれてしまっていると、検索エンジンはもとより、訪れてくれるユーザーにもたくさんの「？」が出てしまいます。

ユーザーとホームページを検索エンジンでマッチングさせるためには、ホームページを訪問するユーザーの目的と、ホームページの運営側の目的を明確に出来るようなキーワードの選定と実際のホームページの構造（サイトマップなど）がとても重要になります。

例えばカフェのホームページなのに、中のコンテンツはそれに関連のない店主の趣味のページだったりすると「カフェ」としてのホームページのに疑問がつくことになります。

ページにはっきりとしたテーマがあり、それに関連するワードの頻度、記述順、コンテンツの質はどうか、テキストのボリューム、更新の頻度なども適切か…といったこともクローラーの「内部要因」の評価項目とされています。

表示させたいキーワードが不自然なくらい大量にページに記載されていればスパム判定されることもあります。

内部のテキストコンテンツだけではなく、ディレクトリの構造が複雑になりすぎてないか、HTML構造（meta、title、h、dlタグなどの記述含む）は正しいか、ホームページ内のリンクは適切かどうか、果てはサーバのレスポンス性能、設置位置や、ドメイン（ドメイン名やドメインを取得してからの年数）などに至っても評価基準の一つと言われています。

検索エンジンのアルゴリズムは非公開となっており、かつ随時更新されているため「これをすれば確実に検索順位が上がる」というものはありません。
いちおうあることはあるらしいのですが、STRAではお客様に併せてそのメソッドを最適化してご紹介しているそうなので、ここでは具体的な「手法」は控えます。
気になる方はぜひ集客に関しての問い合せもお気軽にしてみてくださいと代表の石岡さんもおっしゃってましたので、気になる方は問い合わせてみてください。

実際にホームページを構築する段階でしっかりとSEO対策を考えておくことはもちろん大切ですが、SEO対策だけを考えてホームページを制作すると言うことも事実上不可能です。

検索エンジンのアルゴリズムを意識しすぎるのではなく、そのホームページで「ユーザーにとって有益なコンテンツを提供する」ということを心がければ、自ずと検索エンジンにも評価されるコンテンツになっていきます。

あくまでもユーザーサイドに立ったホームページ運営を心がけていくことが、本当の意味での「SEO対策」と言えるでしょう。

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