ゼロから学ぶAWS認定資格合格への道

ゼロから学ぶAWS認定資格合格への道ゼロから学ぶAWS認定資格合格への道
今回は、AWS認定資格を未経験から合格するために、AWS資格への基本的な知識から試験対策について。
さらに、無料で使えるトレーニング方法など、必要なポイントについて細かくまとめてみました。
ITの分野で、最も人気と汎用性が高いAWS認定資格にぜひチャレンジしてみましょう。


AWS認定資格の全種類・難易度・料金について

ここではAWS認定資格の全種類をみていきます。

出典:AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム|https://aws.amazon.com/jp/certification/

さらにAWS認定を種類ごとにまとめました。
難易度 認定資格名(推奨条件) 試験時間 受験料(税別・USD110円換算) 試験言語
Foundational
(基礎)
クラウドプラクティショナー(6ヶ月のAWS使用) 90分 11,000円
英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)
Associate
(アソシエイト)
ソリューションアーキテクト(1年以上の実務経験) 130分
16,500円
(150USD)
模試(20USD)
英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)
デベロッパー
(1年以上の実務経験)
16,500円
(150USD)
模試(20USD)
SysOpsアドミニストレーター(1〜2年以上の実務経験) 16,500円
(150USD)
Professional
(プロフェッショナル)
ソリューションアーキテクト(2年以上の実務経験) 170分 33,000円
(300USD)
模試(40USD)
英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)
DevOpsエンジニア
(2年以上の実務経験)
33,000円
(300USD)
Specialty
(専門知識)
セキュリティ
(2年以上の実務経験)
170分 33,000円
(300USD)
英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)
ビッグデータ
(2年以上の実務経験)
33,000円
(300USD)
高度なネットワーキング
(5年以上の実務経験)
33,000円
(300USD)
機械学習
(1年以上の使用経験)
30,000円
模試4,000円
Alexaスキルビルダー
(6ヶ月以上の実務経験)
33,000円
(300USD)
英語


aws認定資格取得に向けたトレーニングの始め方

続いて基本的な流れを大まかに記していきます。

  1. アカウントを作成する(AWSとAmazonは必須)
  2. 受験する資格を決定する
  3. 必要な資料やツールを準備する
    (デジタル資料・書籍・セミナーや教材の申し込みなど)
  4. トレーニングする(インプット)
  5. セミナー・模試(アウトプット)
  6. 5を繰り返す
  7. 試験を受ける
  8. 合格する

※教材や資料・書籍に関しては、実際に合格した人のブログなどを参考にするのが良いでしょう。こちらはAWS認定全制覇の方です。

出典:AWS認定11冠制覇したのでオススメの勉強法などをまとめてみる – Qiita


aws認定資格合格者もすすめる話題の紫本を使ってみた

ここではゼロからスタートしている方を対象に、基礎的なAWSを学ぶための通称「紫本」を紹介します。

出典:Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版 単行本 – 2017/4/13

他にも数ある試験対策本が出版されています。受験に必要な教材を選んでみましょう。


AWSを無料枠で利用して、トレーニングを積んでいこう

必要なものが揃ったら、実際にAWSに触れていきましょう。
AWSには60以上のサービスに無料枠が設定されています。公式のチュートリアルや紫本を利用しながら実際に動かしていくことをおすすめします。
特に、トレーニングしておきたいサービスはEC2とS3です。
では、無料枠を利用する上で注意すべきポイントをこれから紹介します。


AWS無料枠を確認する方法

AWSの無料枠はサービスごとに使える枠と期間が異なります。

  • EC2(仮想サーバ):750時間/月×12ヶ月
  • S3(ストレージ):5GB/月×12ヶ月
トレーニングで使う場合は、無料枠を確認しながら使用するようにしましょう。
AWSマネジメントコンソール→マイ請求ダッシュボードで概算を確認することができます。


AWS無料枠のアラートを設定する

無料枠を確認したら、そのままアラートの通知を設定します。
左側のBillingの設定→コスト管理設定にチェック→設定を保存。
さらに徹底したアラートの設定は、CloudWatchやBudgetsで設定できます。

出典:無料利用枠の使用量の追跡 – AWS 請求情報とコスト管理


AWS無料枠が終了した場合の対処法

もし、無料枠が終了してもAWSはそのまま使い続けることができますし、事前に期間が終了する旨の通知もEメールに届きます。
不要なサービスを削除・停止するなどして、料金の請求を予めコントロールしましょう。
12ヶ月は意外と長いです。アラートやダッシュボードをこまめにチェックすることは忘れずに。


AWS認定資格を無料でトレーニングする方法と無料セミナーについて

AWS公式が提供している、無料トレーニングと無料セミナーをいくつか紹介していきます。


トレーニング

出典:AWS Cloud Practitioner Essentials (Digital) (Japanese) (デジタル) (日本語版)| AWS Training & Certification

出典:コースの説明 – AWS トレーニング | AWS


セミナー

出典:国内のクラウドセミナー・イベントのスケジュール | AWS

クラスルームトレーニングやセミナーは、物理的な理由から難しい場合も考えられます。自分に合ったスタイルでトレーニングしていきましょう。


AWS資格模擬試験について(解答は?結果は?受け方は?)

前述の表にも記載しましたが、模試が受けられる資格もあります。

出典:AWS training and certification

こちらでサインインした後、AWS Practice Examsから受講する模試を選択すれば、支払い後にすぐにオンラインで受験できます。結果もすぐに知ることができます。


AWS認定資格2種類のソリューションアーキテクトについて

認定資格の中で、最も受験者が多いのが、ソリューションアーキテクトではないでしょうか。AWSを使ったシステムの設計者向けの資格で、1年以上の実務相当のアソシエイトと、2年以上の実務相当のプロフェッショナルがあります。


アソシエイト・プロフェッショナルの合格率?難易度?年収は?

順番的には、アソシエイトを先に受験して、合格後、プロフェッショナルを受験することになるでしょう。

合格率はアソシエイト>プロ
難易度はプロ>アソシエイト
年収はプロ>アソシエイト

となるようです。
詳細なデータは全く明かされていないのですが、人気の資格だけに受験者・合格者共に今後増えていくと予想されます。


アソシエイト・プロフェッショナルの新試験とは?問題集は?

ソリューションアーキテクトの新試験について、記事作成時点で、AWS公式には内容は発表されていませんでした。
合格者の方のブログなどを確認すると、2018年2月から新試験がスタートしたそうです。
今後も新設される資格や試験等、常に新しい内容を把握しておく必要があります。
ブログや問題集に関しても同じで、新しい情報は直接AWSに触れて仕入れていくのが一番早いと言えるでしょう。


まとめ

今回は、ゼロからAWS認定資格の取得を目的に様々な情報を集めてみました。
合格への近道をまとめると、
  • AWS公式を常にチェック
  • 合格者と同じルーティンで学習してみる
  • ツールや教材を使いこなす
  • インプットとアウトプットを使い分ける<
  • AWSに直接触れる・動かす

あたりが重要です。人気の資格、AWS認定にぜひ挑戦して、クラウド時代を自分のものにしていきましょう。


    <著者情報>
  • コンテンツ企画・制作編集部
  • STRA株式会社
  •   -  http://stra.co.jp/
  • コンテンツ企画・制作編集部(監修:石岡章司)
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