ストレスはそのまま放置しておくと、うつ病を始めとするメンタルな病気の原因にもなりかねません。
危険な状態になる前にストレスを上手に解消する方法を習得しておきましょう!
実は優秀なエンジニアほどこういったストレスをうまくコントロールしている人が多いのです。
仕事中や就業前の、誰でも簡単にできるストレス解消法、貯め込んだストレスを打ち消す方法、イライラ解消法などを今回はご紹介していきます。
自分の席で簡単にできるストレス解消法
まず最初に就業中にストレスが溜まった際に、自分の席についたままストレス解消ができるリラックス法を2つご紹介したいと思います。こちらの方法はアメリカの心理学会でもお勧めされている簡単にできるリラックス方法なので、是非とも試してみてください。
まず最初にご紹介する方法は「深呼吸」です。
…深呼吸と聞いてガッカリした人はいないでしょうか?
実は深呼吸とは身体のストレス解消に最も効果のある方法の1つなんです。
腹の底から深呼吸を繰り返すことは脳に対して「リラックスしてもいいんだよ」という指示を与えることであり、指示を受けた脳は身体をリラックスさせるために働き出すのです。
ただ、深呼吸というのは単に深く呼吸をすればいい。というわけではありません。
まず肺の中の空気をすべて吐き出すつもりで思い切り息を吐き、お腹の底に空気を溜めるイメージで思い切り息を吸い込んでみてください。
この方法で深呼吸を1分に5回程度のイメージで行うのがストレス解消に最も効果があると言われています。
続いてご紹介する方法は「瞑想」です。
瞑想と聞くと何か難しそうな感じがするのですが、実は現在ではリラクゼーションを目的としたり心理的治療に用いられることが多くなってきています。
あのIT界の巨人であるビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも実践していたとして話題になったこともあります。
瞑想は気軽な気持ちで始めることが出来ます。
ただ1日5分だけ何も考えずに楽な姿勢で目を閉じてゆっくりと呼吸するだけです。
それだけで不安が和らぎストレスを解消することが出来ます。
慣れないうちは5分間が長く感じられるかもしれませんが、続けてゆくうちに10分、15分という長時間の瞑想も苦にならなくなってくるでしょう。
疲れをリセットしてストレス解消
画面を見続けたり、細かい作業が多いエンジニアは疲れが溜まりやすい仕事であり、疲れが溜まっていることを自覚しながらも仕事を続けている方も多いと思います。そこで職場からの帰宅後、日々の疲れをその日のうちにリセットすることでストレス解消を図る方法を2つご紹介したいと思います。
まず最初にご紹介するのはエンジニアにとって一番疲れを感じるであろう目に関する疲れのリセット方法です。
日々パソコンと向かい合う時間が多いエンジニアにとって、目をケアすることは仕事に対する疲労を軽減することであり、手軽にできるストレス解消法だと言えます。
目の疲れを取る方法ですが…簡単な方法は「蒸しタオルを目の上に置く」ことです。
血液の循環を促すことで痛みや不快感などの緩和、眼精疲労の軽減が期待できます。
タオルを水に濡らして40秒程度チンした蒸しタオルを使って、3分間目を温めるだけで効果が実感できるでしょう。
これ、実は病みつきになるほど気持ちいいのでぜひお試しください!
続いては身体全体の疲れを取る方法として「湯船に浸かる」ことをお勧めします。
普段時間がないからといって、入浴はシャワーで済ませることが多い人は疲れがきっちりと取れていないので結果ストレスが解消されていない場合が多いです。
少しの時間でもきちんと湯船にお湯を貯めて浸かることで一日の身体に掛かった負担を取り除くことが出来ます。
湯船の中でマッサージやストレッチを行えば、更なる効果が期待できますよ。
イライラしないようにするストレス解消法
仕事やプライベートに関わらず、人間誰しもイライラすることが良くあります。このイライラというのはストレスに直接関係していて、イライラを我慢することでストレスが蓄積されていることは皆さんにも想像が付くのではないかと思います。
ここではストレスの根本的原因であるイライラを軽減させることでストレス解消を図る方法を2つご紹介したいと思います。
まず最初にご紹介する方法は「日光浴」です。
日光を浴びるというのは実はすごく大切なことで、人は日光を浴びることでセロトニンと呼ばれる幸福ホルモンが分泌されることが分かっています。
このセロトニンですが…最近の脳科学では脳の中から脳内ストレスを消滅させる効果があるということが分かっており、セロトニンをたくさん分泌することはストレスを軽減させるという事実が判明しています。
つまり日光をたくさん浴びることはストレスを解消することにも繋がるのです。
そして次にご紹介する方法が「寝起きを改善する」方法です。
朝、仕事に出かける時間ギリギリまで布団の中で過ごし、慌てて身支度をして仕事に出かける人は特に一人暮らしのエンジニアには結構多いのではないでしょうか?
実は上記の行動はストレスをひたすら溜める結果になるNGな行動なんですよ。
どういうことかご説明しましょう。
時間ギリギリに起きて慌てて身支度を整えて仕事に出かける、満員電車で疲れてストレスを感じる、疲れから仕事に集中できずにまたストレスを感じる…
ここまでくると完全な悪循環です。
朝ギリギリまで寝ていることによって連鎖的にストレスが発生しているということです。
この悪循環を直すためには寝起きを改善する必要があります。
少し早めに起きる、余裕を持って身支度をして仕事に出かける、時間が早いので電車が空いている、疲れが少ないので仕事に集中できる…
ここまででもストレスを感じる要素を随分減らすことが出来ました。
ストレスの原因を一気に解消することは難しくても、ストレスをできるだけ感じないようにする生活習慣にすることはそこまで難しいことではないと思います。
まとめ
今回は日々パソコンの画面と向かい合っているエンジニアに向けて比較的手軽に行うことのできるストレス解消法を6つご紹介しましたが如何だったでしょうか?
人間であるかぎりストレスとは無縁で生活することは出来ません。
今回ご紹介した方法を使って上手にストレスと付き合う方法を知り、今後の仕事に役立てていただけると嬉しいです。