
拡張機能を入れずに素の状態で使っているという人は少ないとは思いますが、WEB担当者がChromeを使う上での醍醐味である便利なプラグインは無数にあります。
そんな、「結局みんなどれ使ってるの?」と気になる人に向けて、今回はサイト調査系の定番な拡張機能(アドオン)をご紹介していきたいと思います。
競合調査系の拡張機能の定番!
「このホームページ、どんなトラッキングしてる?」

「Ghostery」は表示しているホームページのトラッキング情報を簡単に教えてくれる拡張機能です。
トラッキングとはSNSのウィジェットや広告、アクセス解析などで使われるいわゆるトラッキングコードをホームページに埋め込んで使うあれです。
Ghosteryはこういったトラッカーの存在と、それらトラッカーを実行している企業名を教えてくれるので、そのサイトがどんな広告収益を狙い、どんなアクセス解析ツールを導入し、どんなSNSを活用しているのか、こっそりのぞき見ることができます。
さらにいうと、これら企業の詳細情報を確認して、必要に応じてそのホームページが実行するトラッカーをブロックすることもできちゃいます。
具体的には以下のようなトラッカーを調査できます。
アクセス解析ツール
- GoogleAnalytics
- Ptengine
- Yahooアクセス解析
広告
- DoubleClick
- GoogleAdSense
- MicroAd
SNS
- Facebook SocialPlugin
- Twitter Button
- Google+ Platform
競合調査系の拡張機能の定番!
「このホームページ、どんなSEO対策をしてる?」

SEOのためのフリーツールやWEBサービスはたくさんありますが、この「AdMatrix Analytics」を入れておけば、これひとつでSEO観点での主要なチェックのほとんどが行えます。
サマリー情報の他、テキスト出現率、メタタグ、見出しタグ、外部リンク、被リンク情報、表示速度のチェックなど、内部要因のほとんどがわかります。
自サイトのページごとの対策状況の確認や、競合サイトや目標としているライバルサイトのSEO対策状況がさっくり分かります。
競合調査系の拡張機能の定番!
「このホームページ、どんな技術を使ってる?」

気になるホームページがあったとして、そのホームページでどういった技術が使われているか、知りたくなりますよね?
どんなサーバーテクノロジーやCMSを使っているのか、プログラムは何を使っているのか、どんなフレームワークが使われているのか、どんなアクセス解析を入れているのか、これらを一挙に教えてくれます。
Wappalyzerを追加しておくと、URLの入力枠の右隅に使用技術の一部のアイコンが表示されるようになります。
そのアイコンを押すだけで、利用されているすべての技術(アプリ)がずらっと表示されます。
Wappalyzerを役立てるポイント
実制作を行わないWEB担当者の方でも、気になるサイトに使われている技術を知り、どんな使われ方をしているのかを見るのは勉強になります。また、制作会社との打ち合わせでも、「例えばこのサイトで使われている○○を、うちでも何とかできませんか?」などといった話もできるようになります。
ある程度、技術的な視点を踏まえたコミュニケーションができれば、業務をよりスムーズにしてくれるはずです。
Wappalyzerはブックマークレット版もあります!
拡張機能を詰め込みすぎるとただでさえメモリー大食いのChromeがさらに重くなります。そんなときにWappalyzerのようにブックマークレットでの提供もあると本当にうれしいです。
Wappalyzer
このボタンをブックマークツールバーにドラッグ&ドロップで登録し、気になるサイトを表示した状態でこのブックマークを押すと拡張機能番とまったく同じ動きで教えてくれます。
競合調査系の拡張機能の定番!
「この記事、どれくらいSNSで話題になってる?」

「Social Analytics」を入れておけば今見ているサイトが、各主要なSNSでどれくらい話題になっているかをワンクリックで調べることができます。
Facebookの「いいね!」数、シェア数、コメント数がわかります。
Twitterに関しては残念ながらツイッター側の仕様変更でこの拡張機能上ではワンクリックで確認することができなくなっていますが、そのページのURLを簡単に「Twitter Search」にかけることができるので、ある程度の反響を知ることができます。
その他にはGoogle+やPinterest、Linked inもあるので、自社サイトのチェックにも使えます。
以外と便利系な拡張機能の定番!
「この広告、ちゃんと動いてる?」

「自社の広告のリンク先を確認したいけど、いちいち管理画面まで戻って見ていられない」
「競合他社の広告でもクリックするのには気が引ける」
そんなときに使いたいのがこの拡張機能です。
Adwords URL extractorを使えばAdwordsと関連付けられたURLではなく、登録したままのURLにいくので広告収益が発生しません。
いざというときに助かる拡張機能ですね。