知っている方も多いかとは思いますが、簡単に言うとデータを保存して管理することができるツールです。
そんなとても便利に使えるEvernoteですが、ChromeやOperaに対応した拡張機能である「WebClipper」を導入することでさらに便利なものになります。
今回はEvernote、そしてWebClipperの魅力や便利機能、活用例をご紹介していきます。
日常生活で便利に使うことができる機能のほかに、WEB制作をとても効率よくしてくれる機能もありますのでWEB担当者の方はぜひチェックしてみてくださいね!
Evernoteはこんなに便利!
Evernoteのどんなところが便利かといいますと、複数の端末からの情報をあなたのEvernoteアカウント内に集約することができるため、デジタルデータを一元化できる。というところです。
スマホ、Mac、Windowsを持っているとしたなら、Evernote内に入れたデータはどの端末からも簡単に見ることができるということです。
その都度データ転送などしなくてよいというのは、とても便利ですよね。
例えば、スマホに入れたEvernoteアプリからレシートの写真を撮ったとします。
すると撮った日付けごとに保管、またタグ付けもできるので、たとえデータの量が多くても簡単にEvernote内を検索することができて、それらをパソコンなどの他の端末から見ることができます。
家計簿管理ってレシートの束を片手に日付、買った者、金額をいちいち入力・・・なんてちょっと目が回っちゃいますよね? Evernoteであればそんな面倒なことをせず、レシートをパチリと写真にとって保存をしておくだけでOKになっちゃいます。
また、Evernote内にあるOCR機能(文字読み取り機能)によって、ある程度そのレシート内の文字データ(金額や店名、日付など)をデータ化することもできるのです。
家計の管理はもちろん、個人事業主の方が確定申告のために記録をつけることにもとても便利ですよね。
EvernoteのWebClipperとは?
出典:Evernote Web Clipper – Chrome ウェブストアEvernoteのWebClipperとは、あとで見たいページをEvernoteアカウントにクリップして保存しておくことができる、WEBブラウザの拡張機能のことです。
ChromeやOpera、IE(一部)、Safariなどに対応しています。
WEBページ全体を画像として保存、選択した範囲を保存、不要なコンテンツを削除した読みやすい状態での保存などをすることができます。
WebClipperではPDFもクリップしておくことができるので、スマホでも気軽に書類を見ることができますね。
比較的ブックマークに近い機能なので、ブックマークよりどんなところが特筆して便利なの?と思う方もいるのではないでしょうか。
特に挙げられるポイントとしては、ブックマークはインターネットが繋がっていないと見ることができませんが、WebClipperを使えば、Evernote内の情報はオフラインの状態でも見られることです。
これによって、サーバの不具合などのトラブルの影響を受けないこともWebClipperのいいところですね。
EvernoteのWebClipperでWEB制作を効率化する?!
WebClipperを使うとサイトのスクリーンショットを簡単に撮ることができ、注釈ツールでマーカーを引いたり矢印を入れたり、文字を書き込んだりすることができますので、注目してほしい箇所が一目瞭然になります。
ちなみに、スクリーンショットをとるまではそれらは入れることはできません。
この機能の活用例としては、たとえば業者にサイトの改変を入れる際に具体的な指示書を非常に簡単に素早く作ることができたり、WEB担当者の方に表示不備などを簡単に指摘することができます。
スクリーンショットに注釈を入れられるのなら、言葉だけだとなかなか伝わりずらかったり時間がかかってしまうような連絡でも、かなりスムーズに進むことでしょう。
また、WebClipperによってEvernoteに保存した情報は他の人にも共有できるので、会社などのチームでの情報共有に便利なのです。
相手に見てほしい情報をピンポイントで切り抜いて示すこともできますので、仕事の指示をよりわかりやすくできそうですね。
いかがでしたか?
EvernoteアカウントやスマホのWebClipperアプリは無料でも使えるのですが、有料の会員になるとより多くのデータを保存できるようになります。
ちなみにWebClipperはYouTubeリンクを保存しておくこともできますので、あとで資料として見ておきたい動画をクリップするのにも便利です。
日常生活からWEB制作まで、何かと便利なWebClipperをぜひ使ってみてくださいね。
Photo credit: Jan Persiel via Visual hunt / CC BY-SA