データベースの設計構築の案件に応募する際に、皆さんはどのような事柄に注目をしていますか? 開発期間ですか? それとも必要スキルですか? それとも予算ですか? どれも非常に重要なポイントですが、仕事内容についてのポイントをどれくらいおさえて確認していますか? 今回はそんなデータベース設計構築案件での、その仕事内容の把握しておくべき事柄の見定めるポイントをご紹介させていただきます。
データベースエンジニアと呼ばれる分野の業務は、データベースに関する製品を用いて設計を行なうソフトウェア系の技術職であることは皆様ご存知の通りだと思います。また、データベースのシステムを的確にインストールし、システムの最適化を図るハードウェアを担当する技術者もいます。そして、構築されたシステムの運用やデータのバックアップなどを行う技術職もあり、このデータベースを扱う分野の業務は実は広範囲で多岐にわたっているのです。
データベースの設計構築の案件に応募する際には、これまでどのような案件に携わってきたか改めて考えておく必要があります。データベースの論理的な設計? それとも物理的な設計? どれくらいサーバーに関する最適化業務に携わる機会があった? などなど、これまでのスキルや経験を併せてものさしを当てていかなければなりません。じつはその案件にはセキュリティー関連の知識や、高度なネットワーク負荷分散技術やクラウド技術が必須なのかもしれません。
また、データベース設計構築案件の場合特に多いのが、プロジェクトリーダー的な業務が含まれる事もあることです。開発から運用に関わり、システム構築に関する人材を選出し、総合的なコストを算出して品質管理など行う職務を任される事もあります。
どのようなポジションで技術面の知識を持っているか、さらに、取引先との交渉力や問題を効率良く解決するスキルなども重要視されています。このようなデータベースの設計構築の募集は、データベースの設計構築の仕事内容を熟知した人材が求められる為に、採用の際には経験者が非常に有利になります。
必要とされるスキルとしては、データベース構築で頻繁に用いられる知識に加え、特定の認定資格などがあります。現在はデータベースエンジニアという単体での職務を担当する方は減少傾向にあり、ネットワークに関する知識を持つエンジニアの方や、新たなアプリケーション開発の知識を持つエンジニアの方などが多く採用される傾向にあるようです。その為、データベースに関する知識に加え、ネットワークやアプリを扱った経験がある方は評価の高い人材となり、このようなエンジニアの方は多くの企業で求めらることでしょう。
また、この職種では経験を積むことで、プロジェクトマネジャーというポジションを任せられる事が多くなります。そのため、データベースの設計構築の案件に応募する際には、この分野の知識を活かしてコンサルタント的な業務に携わる機会もあります。
何よりも経験が非常に大切ではありますが、STRAではスキルや経験度合いに併せてさまざまなデータベース関連案件をご紹介させていただいています。ぜひスキルアップも視野に入れてチェックをしていただければと思います。