
この記事では、電子タバコの概要や、種類、費用など、電子タバコを試してみたい人に役立つ情報をまとめてみました。また、実際に「カフェイン吸入電子タバコ」を使用した感想についてもご紹介していますので、ぜひ参考になさってくださいね!
電子タバコってどんなもの?加熱式タバコとどう違うの?
電子タバコとは、専用の香りの付いたリキッドを電熱線で加熱して気化させることで、その水蒸気を吸引し、楽しむものです。リキッドにニコチンやタールなどタバコの有害成分は含まれておらず、タバコ葉を用いる通常の紙巻きタバコやICOSなどの加熱式タバコと比べると、煙の臭いや健康への悪影響が少ないのが特徴です。煙がないわけではなく、水蒸気の煙を吐き出すことになりますが、衣服への臭い移りや壁への色移りは少ないとされています。タバコの習慣を保ちながら、ニコチン中毒の状態から脱却できるため、禁煙対策としても注目を集めている商品です。とはいえ、タバコとは吸い心地が違うのでは、と心配な方もいると思います。電子タバコにはタバコに類似した香りのリキッドもたくさんありますし、吸う際には紙巻きタバコと同様、先端が光って火がついているような雰囲気になるんです。紙巻きタバコの吸い心地には及ばないかもしれませんが、水蒸気の煙もしっかりした量が出ますし、加熱式タバコには引けを取りません。
電子タバコにはどんな種類がある?「カフェイン吸入電子タバコ」って何?
電子タバコはリキッド充填式のものと使い捨てのものの2種類があります。リキッド充填式のものは、その時々でお好みのリキッドを充填して使う充電式の電子タバコです。煙の量を調整できるなど、吸い心地にこだわったものが多く、デザインも様々なものが販売されています。ただし、もちろん使用時にはリキッドの充填と充電が必要な他、定期的に電熱線コイルを交換する必要があるなど、少しお手入れに手間がかかります。
一方、使い捨てのものは、最初からリキッドも電源も入っているため、お手入れいらずで手軽に使うことができます。使い捨てといっても1本で約500回吸うことができます。吸いたくなったら何の準備もなくすぐに吸えるので、紙巻きタバコと近い間隔で使用することができますよ。
電子タバコのリキッドは香りだけでなくビタミンや、カフェインを配合することで機能性を持たせたものもあります。特にカフェインが含まれた「カフェイン吸入電子タバコ」は「吸うエナジードリンク」とも言われており、眠気防止や集中力アップに役立つとエンジニアの方々に人気なのだとか。エナジードリンクは割とカロリーが高かったり、味が独特だったりと苦手な方も多いので、好きな香りの水蒸気を吸うだけでリフレッシュできたら助かる方も多いのではないでしょうか。
電子タバコはどんな人に向いてる?集中力UPにつながるってホント?
電子タバコが向いているのは、タバコをやめたいと思っていて、他のリフレッシュ方法を探している人です。私もかつて喫煙者だったのでわかるのですが、タバコそのものではなく、タバコを吸うというアクションでリフレッシュしていることってありませんか?気分を切り替えるのに、タバコを1本吸うのは一見手軽に思える方法ですが、喫煙場所へ移動したり、気分が切り替わっても1本吸い終わるまでもったいなくて吸い続けてしまったりと、意外と無駄な時間も多いものです。電子タバコなら、臭いが嫌がられにくいので場所を選びませんし、1回ずつの使い捨てではないので、好きな回数吸ったらすぐにやめられます。
また、よほど重いタバコならともかく、軽いタバコを吸っていても、正直あまり「頭がすっきりした!」という感覚はありませんよね。でも、先ほど紹介したカフェイン吸入電子タバコは吸ったらすぐに目が覚める効果を実感できるんです。カフェイン吸入電子タバコは水蒸気化したカフェインを肺から直接吸収するので、エナジードリンクなどを飲むよりも即効性があり、集中力UPにつながりますよ。
カフェイン吸入電子タバコはエナジードリンクの空き缶などのゴミも出ず、口や衣服に臭いが残らないので周りの人への迷惑にもなりにくい、スマートなリフレッシュ法です。効率的に気分を変えて作業に打ち込みたい、というエンジニアの方に人気なのもうなずけますね。
電子タバコは毎月いくらかかる?タバコとどっちが安いの?
使い捨てタイプの電子タバコの価格は商品によって異なりますが500回ほど吸えるもので1000円ほどです。頭がすっきりする実感を得るためには10~20回ほど吸わなければならないようですので、25~50セット使用できるということになり、1セットあたり20~40円となります。一方、紙巻きタバコは現在1箱20本入りで500円ほどですから、1本あたり約25円です。電子タバコの費用は紙巻きタバコと同程度か少し高いくらいと考えておけばよさそうですね。
電子タバコで気を付けることは?カフェインの危険性って?
電子タバコはそのリキッドによって吸ってはいけない人が定められています。ニコチンやタールを含まないとはいえ、タバコはタバコですから、注意書きを読んで正しく使いましょう。特にカフェイン吸入電子タバコに含まれるカフェインは規定量より多く摂取すると様々な健康被害を起こし、死に至ることもあります。未成年、妊婦、授乳中の女性は使用しないようにしてくださいね。また、カフェインには不眠、めまいなどの副作用があり、依存症状を生じることもあります。用法容量を守るのはもちろん、自分の体のようすをしっかり見ながら使用することが大切です。
電子タバコを試してみた!実際の使い心地は?
最後に、弊社代表が実際に電子タバコを試してみましたので、使い心地などをご紹介いたします。試してみたのはこちらの2本です。
VITAFUL ストロングメンソール
価格:1058円
吸引可能回数:約500回
成分:ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、コエンザイムQ10、コラーゲン、カテキン、シネオール、メントール、プラセンタ、ヒアルロン酸、コンドロイチン、セラミド、乳酸菌
特徴:美容や健康に良い成分とリフレッシュする香り
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Eagle Energy エナジードリンクフレーバー
価格:1580円
吸引可能回数:約500回
成分:ビタミンB12、ガラナエキス(カフェイン)、高麗人参など
特徴:すっきり目覚める吸い心地、吸うエナジードリンク
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2つを比較すると色などはほぼ同じで長さはVITAFULの方が3mmほど長くなっています。
吸い口もVITAFULの方が少し大きいです。
肝心の吸い心地ですが、煙の量はほとんど差がありませんでした。口コミなどではEagle Energyの方が煙が多いという評判だったので少し意外な感じがします。先端の光り方がEagle Energyの方が強いので、吸っている感覚が強く感じるのはこちらの方かもしれませんね。
味については、好みもあるのかもしれませんが、Eagle Energyの甘いエナジードリンク味の方が吸いやすかったようで、VITAFULよりも吸う頻度が高くなっていました。
目がぱっちり覚めるというほどではないものの、確かに少し頭はすっきりして「がんばるぞ!」という気持ちになれるそうですよ。
VITAFULについてはかなりメントールがきついので、そういう意味ではすっきりするかもしれません。普段吸っているタバコがメントールという方は、VITAFULの方が向いているかもしれません。